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先輩からのメッセージ



在校生からのメッセージ

本科2年 阪野 由珠さん

歯について多角的に学び、アスリートのマウスピースをつくりたい!
 歯科技工士としての技術を身に付け、自分が製作した技工物で多くの人をサポートしたいです。これまでのスポーツ経験から、アスリートのためのマウスピース製作に携わりたいと考えるようになりました。そのために、日々の授業で専門的な知識を身に付けるだけでなく、技工物の製作も数を重ねて、学びを深めていきたいです。

学校で学んでいること・学生生活

 座学で歯の形態や特徴について学び、その後すぐに実習で手を動かして作るので、学んだ内容を理解しやすいです。実習では、入れ歯やインプラントの土台作り、棒状の石膏から歯型彫刻をすることもあります。正確に特徴を捉えないと作ることができないため、指摘されたことや不安なことを事前に確認して取り組んでいます。

この分野・学校を選んだ理由

 ものを作るなど、手を動かすことが好きで、仕事に生かしたいと思っていたときに、歯科技工士の仕事を知りました。愛知学院大学歯学部附属病院で見学実習ができることや、同じキャンパス内で大学の薬学部や歯学部、短期大学部の学生さんと一緒に学び幅広い知識を得られることもポイントです。歯科技工士の国家試験合格率も学校選びの決め手になりました。

卒業生からのメッセージ

改發 有祐さん
(2024年3月 本科卒業)

株式会社POD Lab 勤務
製作した技工装置で喜ぶ患者さんの姿を見られるのも魅力です。
 小学生の頃からねじ締めなど祖父の手伝いをするほど手先を動かすことが好きでした。好きなことを生かせる職はないかと調べていくなかで、辿り着いたのが歯科技工士です。
 私が務める会社は分業制で、今は金属製の被せ物を鋳造、調整、研磨する部門に所属しています。患者さん一人ひとりの歯の形状は異なるため難しさを感じますが、必要とする多くの人たちに自分が作った技工物を提供できることにやりがいを感じています。歯科医師や患者さんから「作ってくれた技工物がよかったよ」という言葉を聞けたときは頑張って製作してよかったと思います。

この分野・仕事を選んだきっかけ

同じ学校の先輩が同僚なので、
何でも相談しやすい!

 子どものころからプラモデルの組み立てや手芸などが好きで、細かい作業を得意としていました。高校1年生のときに、通っていた歯科医院にスーツ姿で出入りする人を見かけ、歯科医師の先生から歯科技工士という職業を教えてもらいました。手先を使う仕事で自分に向いていると思い、また、医療関係で人のためになること、国家資格を取得できることを魅力に感じ、歯科技工士を目指すようになりました。
 就職先を考える際には、学校の進路担当の先生に今の職場を紹介してもらい、働くことに。同じ学校出身の先輩が務めていることも心強く感じました。

学校で学んだこと・学生時代

技工装置を一から作るため、
達成感があります

 歯の成り立ちから被せ物の作り方まで幅広く学びました。特に印象に残っているのがインプラントの授業です。骨の中に金属を埋入し、その上に被せ物を製作する工程ですが、他の被せ物に比べて作業工程が多く、授業の期間も長いため学びがいがありました。最新のCAD/CAMソフトで、歯の形のデザインから削り出しまでの工程を経験できたので、理解を深めることができました。
 今の業務でもCAD/CAMを使うことがあるため、学校での学びが仕事に活きている実感がります。