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歯科技工士ってどんな仕事?


歯科医師や歯科衛生士にくらべると、一般にはあまり馴染みのない歯科技工士。
実は、歯科医療にとって欠かすことのできない歯科技工士の仕事について紹介!!

歯科医師と本校卒業生からのメッセージ

愛知学院大学歯学部の教員であり歯科医師の熊野弘一先生と、本校卒業生に歯科技工士の重要性と役割を熱く語ってもらいました!

Q:どんな人に向いている?

Aまずは「ものづくりが好き」ということが一番。それも自分の手で作りたい人、大きいものではなく、細かい手作業でものを作るのが好きな人にはピッタリの仕事です。
例えばプラモデル作りや、アクセサリー作り、アニメを描くのが好きな人にも向いているかもしれません。昨今ではパソコンや精密機器を用いて行う作業が増え、男女差なく働くことができるため、女性も数多く活躍しています。

Q:どんなものを作っているの?

A虫歯の治療で詰め物や被せ物を入れた経験のある方は多いと思います。それらを作っているのが歯科技工士。歯列矯正装置や、義歯(入れ歯)、近年よく用いられるようになったインプラント(人口歯根)なども歯科技工士が作っています。歯をきれいにしたい人のための審美治療にも歯科技工士の技術が欠かせません。
もちろん全てが患者さんひとりひとりに合わせたフルオーダメイドの仕事です。

Q:どんなところに就職するの?

A歯科技工士が最も多く勤務しているのは、歯科補てつ物(歯冠、義歯など)や矯正装置などの製作を専門に行う歯科技工所(デンタルラボラトリー)です。次に多いのは歯科医院や病院内にある技工室(院内ラボ)。その他にも、歯科関連メーカーや歯科技工士教育機関など、様々な就職先があります。
キャリアを積んで独立し、個人や法人として歯科技工所を営む人が多いのも歯科技工士の仕事の特長です。

Q:歯科技工士になるには?

A歯科技工士の教育機関を卒業後に、歯科技工士国家試験を受験し、合格することで免許を取得できます。国家試験の平均合格率は毎年95%前後ですので、技工士学校でしっかりと学べば合格できます。
愛知学院大学歯科技工専門学校では、昭和40年に第1回生を送りだして以来、卒業生はこれまで2,000名以上に達し、免許の取得を希望する全員が歯科技工士国家試験に合格しています。

卒業生の声

歯科技工として常に技術を高めて、
患者さんが使いやすい技工物を提供したい。

2021年3月本科卒業
株式会社アバンテック 勤務

 歯科技工士は仕事を通して成長を感じることができることが魅力です。私は愛知学院大学歯科技工専門学校を卒業後に矯正専門の歯科技工士として働いています。患者様それぞれに合った矯正装置や、矯正後の後戻りを防ぐ保定装置を作成することが主な仕事になります。
 矯正装置は0.1㎜単位の微細な調整が必要で、歯や口腔内などに関する専門的な知識と高い技術力が求められます。患者様一人ひとりにオーダーメイドで製作するため、毎回新しい知識や技術が必要になります。
 毎日が勉強ですが、一つの症例を終えるたびに知識と技術の引き出しが増えていくことに歯科技工士の魅力を感じています。